ドッグスペースの屋根製作のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は、建物と外塀の間の空間をドッグスペースとして活用したいという事で、屋根と門を製作させていただきました。
先ずは塀をまたぐように、屋根の構造を作ります。
カーブする外塀に合わせて、屋根の勾配を揃えて垂木を渡します。
四隅に柱を建てて、構造を作っていきます。
地面も壁も、水平垂直ではありませんので、現場に合わせて各部材の寸法を調整し、構造の精度を保ちます。
構造が歪まないように火打ちを入れ、垂木に母屋桁を乗せます。
次に扉部分を作っていきます。
枠組みを作り、扉の歪みや垂れを防止するために、筋交いを入れます。
波板を張り、ステンレス丁番で扉を吊って、鍵を取り付けます。
夏場の風通しを考えて、下部は10cm、上部は広めに開口を取りました。
扉を取り付けたら、屋根に波板を張っていきます。
波板は、山部分に波板釘を打ち込んで固定します。
波板先部分は、塀のカーブに合わせてカットします。
この度は賃貸住宅への設置という事で、住宅や壁や床への固定無しでというご指示をいただきましたので、小屋の構造を住宅と塀の間の突っ張りとし、全体を固定させていただきました。
屋根や庇、小屋の製作等、大工仕事のご相談いただいております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。