看板取り付けのご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は、奈良市内のピアノ教室の先生からのご相談です。
ピアノ教室の場所が分かりにくいというお話で、作った看板をガレージのコンクリート壁に取り付けて欲しいという事でした。
取り付け位置を確認し、実際に看板をセットしてビス穴の位置を印していきます。
印は見えやすいようにマジックで描き、印の上からオートポンチで傷を付けていきます。
タイルやコンクリートなどの硬い素材にドリルで穴を開けようとすると、ドリルの刃がすべって狙いが定まらないときがあります。
そのような場合は、このオートポンチという道具を使います。
普通のポンチは、ゲンノウやハンマーで叩いて印を付けますが、このオートポンチは、押し付けると自動でノッキングされ、ゲンノウやハンマーで叩く事無しに、対象物に印を付ける事が出来るという、とても便利な道具です。
印の位置にハンマドリルで穴を開け、カールプラグを入れてビス留めします。
ハンマドリルで開けた穴位置に、それぞれ若干の誤差があるので、2点ビスで仮止め後に看板を微調整し、位置が決まったところで全てのビスを締めていきます。
ビスでの締め込みは、どんな時も締め過ぎ注意です。
相手がコンクリートの場合は、折角噛んだ穴内部の山が壊れて、ビスが効かなくなったり、相手が鉄や硬い木の場合は、ビス頭が折れてしまう場合もあります。
これから長くこちらのピアノ教室の顔となる看板、しっかりと取り付けさせていただきました。
私事ですが、小さい頃にピアノを習い、今でも音楽や楽器が大好きな私としましては、音楽関係のお客様からのご依頼は、なんだか嬉しくなってしまいます。^^
私は、ピアノの先生に怒られて怖かった思い出もありますが、こちらの先生はとても優しいそうな先生で、こんな先生に習っていたら、もっと上達していたかもなぁ、といまさらですが思いました。^^
この度はご依頼ありがとうございました。