食器棚の扉修理
この度は食器棚の扉が開閉時が引っかかるという事で、修理依頼いただき、生駒市へお伺いさせていただきました。
ありがとうございました。
扉を見させていただいたところ、丁番が劣化し、変形したり
分解したりしておりましたので、交換させていただく事となりました。
この丁番はアングル丁番という種類なのですが、最近はスライド丁番
という種類の丁番が主流になっており、アングル丁番の方は
あまり使われなくなっています。
そのため流通量も減り、昔生産されていたサイズが廃盤になるなど、
思ったものが手に入りにくい状況です。
この度も、全く同じサイズのものを用意することができませんでした。
写真上の丁番と、下の丁番とで、厚みが1.0mmほど違います。
扉とは繊細な機構で、この微妙な厚みの差で、きちんと稼働してくれません。
厚さ1.0mmのスペーサーを作り、この厚みの差を埋めます。
ビス穴を少しずらしながらアングル丁番を留めていきます。
個人的には私、物に愛着が沸きやすいようで、何年も同じ物を使用しているという事が
多々あります。
直して使えるならば、そうしたいというお気持ち。
その気持ちはすごく良く分かりますので、そのお助けが出来ることをとても嬉しく思います。^^
何かと便利な時代になりましたが、物を直して使うという行為は、いつまでも大切にしていきたいと思います。
ドア、引き戸等、建具のトラブルのご相談いただいております。
お気軽にお問い合わせください。
この度はありがとうございました。
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