剥離サンディング⇒再塗装
長椅子の再塗装のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
塗装してから随分と年月の経った黒い長椅子を、木目の見えるようにしてほしいというお話をいただきまして、塗装剥離後、再塗装させていただきました。
下写真が、元の色と再塗装後の色の違いです。
初めはただひたすらにサンドペーパーでサンディングです。
研磨後の座面の拡大写真です。
木に割れがある場合、木目の奥に入ってしまった塗料は、黒い筋としてどうしても残ってしまいます。
表面の可能なところまでサンダーを使って削り落とし、細かいところは手作業で磨いていきます。
サンドペーパーは80番からスタートし、徐々に番手を大きくしていき、最後は320番で仕上げます。
塗装後の仕上げのサンディングです。
ここまでくると艶も出てきて、木目も良い風合いになってきました。
こちらの長椅子は玄関先の半外に置かれるというでしたので、この度はワトコオイルの外用ティンバーガードで塗装させていただきました。
本来は、1枚板で作られている背もたれ部分の木目が見所だったはずです。
剥離再塗装前の黒色では、確かにこの木目は見えずらく、折角の見せ所が活かされてなかった事になります。
こうやって写真で見直してみて、改めてお施主様の意図を確認させていただきました。
手間はかかりましたが、喜んでいただけたようでほっとしております。
この度はありがとうございました。
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