スライド丁番の修理
奈良市富雄にて、収納扉の修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
お伺いしてみますと、洗面台下収納の扉の片方が垂れ下がっており、それによって左右の扉が重なってしまい、きちんと閉まらない状態になっております。
棚の中を確認いたしますと、上部スライド丁番のビスが取れかかっており、取り外してみますと、木部の穴が拡がってビスの効かない状態になっておりました。
<修理>
大きめの穴を再度開け直し、ボンドを入れて木栓で穴埋めいたします。
ボンドが効いている事を確かめて、スライド丁番のベースを再度ビスで留めます。
ドライバーを使って扉の傾き、閉じた時の左右のバランスを調整いたしまして、作業完了です。
スライド丁番という丁番は、ドライバー一つで細かな調整が楽に出来る事が特徴なのですが、調整には少しコツが必要です。
スライド丁番が調整可能なのは、扉の高さ(上下)、扉の出(前後)、扉の傾き(左右)の3方向です。
このため、調整には立体的な認識が少し必要になってきます。
丁番の調整だけのご依頼もいただいております。
ちょっとしたことなのですが、やはり可動性が良くなると、みなさん喜ばれます。^^
小回りの利くのが、便利屋の良いところなので、どんな小さな事でもお気になさらずに、お気軽にご相談ください。
この度はありがとうございました。
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