ドッグドア製作のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
ビフォアー&アフターです。
規制品のドッグドアを取り付けたものの、わんちゃんが大型のレトリバーなため、開口部分が小さく、出入りできなかったという事で、特注で大型ドッグドアを作らせていただきました。
<製作>
まずは小さなドッグドアを取り外して、開口部分を広げます。
ジグソーを使い、化粧壁のアルミ複合版をカットしていきます。
広げた開口部分に合わせて、ドッグドアのドア枠を作ります。
この度はSPF材を使って製作させていただきました。
4.5mmの化粧壁を入れ込むように、ドア枠に溝を切り、化粧壁切り口が隠れるように設置していきます。
他3方のドア枠は、サンルームの構造材に添わせるように、取り付けていきます。
サンルーム構造材の凹凸をうまく利用して、はめ込むように固定します。
ピッタリと動かないように設置するために、4方ドア枠の構造と組む順番を工夫します。
現場の状況に合わせて、仕組み構造や組み立て手順を考えている時が、私にとって実はなかなか楽しい時間です。^^
枠の大きさが決まったら、扉を作ります。
規制品の建具を取り付ける時は、先ず建具の大きさが決まっていて、それから建具に合わせたドア枠を作り、それに合わせた開口を作って取り付るのが一般的です。
しかしこの度はオーダーサイズですので、規制品のときの真逆の手順を踏みます。
(フラッシュの)建具を作るときは、鍵や丁番・ドアハンドルやドアクローザーなどの取り付け物によって、芯材を入れる位置をしっかり考える事が重要です。
木口化粧は、細く加工した松材を使いました。
次は扉の取り付けです。
ドッグドアですので、両方向からアプローチ出来る事が基本です。
そのためには、自由丁番という、ウエスタンドアなどに使う、押しても引いても開く丁番を使用します。
先にドア枠側に自由丁番を取り付け、バネを緩めた状態で今度はドアを取り付けていきます。
戻りの強さのばね調節は、専用の調節棒で行います。
この調節棒を使って、わんちゃんの感じに合わせて、戻りの強さを調整できます。
実際に押したり引いたりしながら、締めた時の隙間の感じや扉の建て付けを、何回か取り付け直しながら細かく調整していきます。
ドア枠とドア縁を塗装して、最後に鍵を取り付けて、大型ドッグドアの完成です。
ドッグドアやキャットドアは、実際にわんちゃんや猫ちゃんが通った瞬間が、一番うれしいですね。^^
ドッグドアやキャットドアのご注文、オーダーサイズや取り付け場所等、様々な状況に対応いたしております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。