ウッドデッキ製作のご注文をいただきました。
ありがとうございました。
見晴らしの良い高台にある住宅のお庭に設けられた、ウッドデッキ。
今回は、住宅の縁側デッキ部分と、お庭の先にあるデッキ部分に、ウッドデッキの架け橋を製作させていただきました。
<製作>
まずは採寸設計し、土台になる束(柱)の位置を決めます。
地面を固めたところに、束の土台になる基礎石を置き、水平器を使ってレベルを調節します。
束(柱)を加工して、大引きを乗せて組んでいきます。
束は、基礎石にコンクリートビスで固定します。
ウッドデッキ橋の末と元で高さが違うので、大引きの高さもそれに合わせて徐々に高くしていきます。
基礎石の上に束(柱)、大引き、根太をそれぞれビスで固定し、その上に床板を敷いていきます。
木には裏と表があります。
木の持つ癖や湿度と乾燥の関係で、逆になることもありますが、一般的に時間がたつと、木裏はふくらみ木表は反ってきます。
床板の裏表を揃える事で、時間がたったときの各木材の動きが均一になり、構造的に長持ちし、見た目にも美しくなります。
基本的に、人に触れる箇所には、木表を使います。
木裏は、乾燥するとささくれ立ってくるので、手に刺さったりすると危険です。
一般的に、木表の方が手触りがいいですね。^^
床板を等間隔で固定するために、バカ棒を準備します。
この薄い板を嵌めながら次の床板を固定すると、等間隔で隙間を作れます。
ウッドデッキの床板は、隙間を開けて並べることによって、風通しをよくして湿気を逃がします。
湿気がたまると、木材の痛みが早くなるので、外に使う床板は、必ず隙間を開けて取り付けます。
ウッドデッキ橋の欄干です。
束に欄干柱を固定して、横板を渡していきます。
塗装はお施主様がご自身でなされるという事でしたので、今回はここまでです。
ウッドデッキの橋が架かり、お部屋からお庭のデッキまで一直線にアプローチできるようになりました。
ウッドデッキの製作、リノベーション、修理のご相談いただいております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。