軒天張り
店舗リフォーム作業をさせていただいております。
ありがとうございました。
この度は、軒天張りをさせていただきました。
軒天とは、下から軒を見上げた時に見える板張りの部分のことです。
もともとは、細めの丸太を使った和風な軒に、白のペンキで塗装してあったのですが、
お施主様のご要望により、杉の板材で軒天を張り直させていただくこととなりました。
先に軒天を張るための下地の角材を、淵に留めていきます。
下地を入れたところを狙って、合ジャクリ加工された杉板を端から順に留めていきます。
白く見えていた丸太の部分がすべて杉板で覆われ、フラットに仕上がっています。
全面白一色でも、凹凸があるとごちゃごちゃした印象を受けますが、軒天を張った事で
広く平らな面を取ることができ、全体にスッキリとした統一感が出たように思います。
色や形、デザインの好みは本当に十人十色です。
皆様のイメージを形にするのが私たちの仕事、お話をさせていただく中で、少しでもお施主様の思いを
感じ取り、よりお持ちのイメージに近づくことができたらと思います。
この度はありがとうございました。
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