棚製作のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は物置として使われているお部屋に、重いものも置ける棚板が欲しいという事で、奈良市青野の方へお伺いさせていただきました。
こちらのお部屋、手作りみその倉庫として使用されているようで、真ん中には漬物石や大きな味噌樽を動かすための、チェーンブロックが設置されています。
棚のご注文は、奥に3段と横に長い1段。
まずは棚板を載せるための横サンを、柱にビス留めしていきます。
柱間に取り付けた貫(横サン)の上に、棚板を渡します。
小分けにした味噌の樽や壺などを置かれるという事で、重量に耐えうるように、今回は足場板を使用いたしました。
足場板とは、節有りの杉の一枚板で、呼んで字のごとく足場として使用される板です。
木材のグレードとしては低くて安価ですが、足場に使えるぐらいですので強度はあります。
倉庫内の棚で、あまり目に付かない箇所ということと、重い物が載るという状況に、まさにぴったりの材料です。
角の加工。
鑿(のみ)を使って角を欠きます。
大工仕事に欠かせないのが、この鑿です。
鋸(のこぎり)と鑿(のみ)とがあれば、大概の加工が出来ます。
原始的な道具ですが、使い方と木の性質を知っていれば、とても便利に効率的に木材を加工する事が出来ます。
便利で高価な電気工具はたくさんありますが、特に現場合わせな作り物には、鑿や手鋸といった手道具が必需品です。
転落防止のストッパーを取り付けます。
大きなものや重い物やを載せる予定ですので、もしものときのための備えです。
最後に横向きの長棚を取り付けまして、作業完了です。
収納が足りない、デッドスペースの有効利用等、オーダー製作のご相談いただいております。
機能、デザイン、ご予算等、ご要望にお応えいたします。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。
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