イナバ物置 NEXTA の解体、再組み立て
イナバ物置のお引越しのご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は、津市から木津川への物置の移動です。
遠距離のお引越しに際して、お庭の物置も新居に移されたいという事で、物置の解体、運搬、再組み立て作業をさせていただきました。
この度は、180cm×180cm×240cmと、大きめサイズの物置の引越しです。
組み立て説明書がございましたので、スムーズに作業を進める事が出来ました。
どんなに手慣れた組み立て作業でも、やはり説明書はあった方が、トータルで作業性は上がります。
イナバ物置は、組み立てシステムがとてもシンプルで部材の種類も少なく、とても洗練された構造といえます。
組み立て家具に比べると、イナバ物置は初めてでも組み立てやすい作りになっていると思います。
それでも、組み立て説明書を見ずに何となく組み立てるのと、説明書通りの順番で組み立てるのでは、作業効率がかなり変わってきます。
秀逸な組み立て構造だからこそ、その組み立て説明書も洗練されていると思います。
組み立ては段取りがとても重要です。
物置や家具の組み立てにおいては、組み立て説明書通りの順番、部材の置く向きや位置を厳守する事が、一番の近道になるでしょう。
<物置の引越し>
先ずは解体。
組み立て説明書を後ろから見ながら、逆の順番で物置を解体します。
建具、天井、側板、構造の順で解体していきます。
化粧面を傷付けないように注意しながら、物置の運搬です。
長距離の移動なので、積み荷が動かないようにしっかり固定します。
設置場所に、先ずは土台を置きます。
こちらのイナバ物置ネクスタは、水平レベル調整アジャスターボルトの付いていないタイプですので、土台ブロックの高さをスコップで調節しながら、ネクスタベース枠の水平レベルを合わせていきます。
解体した時とは反対の順番で、再び組み立てていきます。
天井など工具が入らない箇所のボルトは、レンチやスパナで手締めします。
イナバの物置は、ほぼM6ボルトとネジ板だけを使って組み立てられるという、とてもシンプルな組み立てシステムです。
組み立ての際のボルト締めは、スパナやレンチなどの手工具を使った方が、ボルト山をなめる事無く確実に締め込めるので、時間がある場合はそちらの方が良いかもしれません。
しかし私共はプロですので、作業効率を最大限に発揮させるため、インパクトドライバーを使って組み立てをします。
インパクトドライバーを使っての作業は、無理な締め込みによるネジ山の破損と、過度な締め付けに注意しましょう。
さて、ここで問題発生です。
組み立て作業も中盤に差し掛かるころ、土台ブロックの穴の中に、ボルトを落としてしまいました。^^;
一瞬ハッとしますが、そこは便利屋。便利な道具でボルトも救出です。
久しぶりに登場、便利屋七つ道具の一つ、マグネットピッカーです。
この道具に何度助けられたことか。
ただしステンレスには効きませんので、ステンレスビスを落としてしまうとお手上げです。
外部構造が組み立て終わると、内部の棚板を取り付けて、引き戸の建て付けを調整します。
建具が歪んでいると、物置の気密性も損なわれますし、鍵の開け閉めが正常に機能しなくなる可能性もあります。
最後に鍵の動作確認をいたしまして、作業完了です。
ヨド、タクボ、イナバ物置の組み立て・移動のご相談いただいております。
お見積りは無償ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。