網戸の製作 ブルースクリーン ◇建具の便利屋 助作

網戸の製作 ブルースクリーン

網戸の製作

木製の網戸のご注文をいただきました。

ありがとうございました。

最近の網戸はアルミサッシが主流ですが、木製の窓や網戸もなかなか、趣のあるものです。

部材加工

製材、木取りして、網戸を留めるためのサンが入る溝を加工します。

鑿で斫る 網押さえのシャクリ加工

縦引きの丸ノコで溝を切っていきます。

その際どうしても端が切り残ってしまうので、最後はノミでハツリます。

ホゾ穴にボンドを入れる 枠を組み立てる

組立てです。

ほぞ穴、胴付きに木工用の白ボンドをつけて、組立てていきます。

てづくりのり刷毛

ボンドを付けるための棒は、だいたいその都度ある材料で作ります。

この先端の角度や先細り具合が実はミソで、私の使いやすいちょうど良い感じになっています。^^

このノリ棒が使い易いか否かで、のり付けの作業性が全く違ってきます。

のり付けが素早く綺麗に出来れば、その分組立てもスムーズに進みます。

このようなシンプルなただの棒が重要性を持っているところに、道具というものの奥深さを感じてしまします。

網を木サン留め

網をサンで枠に留めていきます。

この度はお施主様のご要望で、青い網をつかわせていただきました。

最近とんと見なくなりましたが、なかなか素敵な色をしています。

夏は涼しげに見えるかもしれませんね。^^

木製網戸の製作-便利屋奈良 ブルースクリーンの網戸

網戸が窓にはまりました。

室内からパシャ! 勾玉型の留め具

こちらは内側から。

網戸の留め具はその場で作られていただきました。

なんとなく、勾玉形です。

木製の網戸に比べると、アルミサッシの網戸のほうが軽いですし、張替えも容易です。

またメンテナンスの面でも、アルミサッシのほうが容易でしょう。

しかし、アルミサッシでは味気ないという方もおられることと思います。

お客様の需要があり、私のできることで何かお役に立つことがあり、作業させていただけるという事は、本当にありがたいことだなと思います。

この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。

⇒ 建具の修理について

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