サンエイ サーモシャワー混合栓 SK1813D-13
奈良市六条にて、古くなった浴室のシャワー水栓の交換のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は、三栄水栓製作所のサーモシャワー混合栓 SK1813D-13 を取り付けさせていただきました。
サーモシャワーとは、サーモスタット機構付きのシャワー水栓の事です。
サーモスタット機構とは温度を自動調節するシステムの事で、これが付いていないと、水道水の温度の違い(一般的に夏は暖かく冬は冷たい)によって、温度調節ダイアルの同じ位置での温度が違ってきます。
シングルレバーやツーバルブタイプのシャワー水栓は、適温を自分で探す必要がありますが、サーモスタット付きの場合は、水道水の温度に関係なく、常に同じメモリで同じ温度の水が出てきます。
また、独立した温度調節ダイアルが付いている場合でも、古いシャワー水栓で、数字での温度表記が無く色分けのみの場合は、サーモスタットが付いていないタイプです。
こちらが交換前のシャワー水栓。
温度表記が無く、色分けのみのダイアルなので、サーモ無しのタイプですね。
状態は、シャワーホースの破れ目からの水漏れと、ダイヤルが固くなっておりました。
<交換>
まずは外にある水道の止水栓を止めます。
古いシャワー水栓のクランクナットを緩めて本体を外し、クランク部をモンキレンチで壁から外していきます。
新しいシャワー水栓クランク部にシールテープを巻いて、壁から出ている水道管と繋ぎ直します。
シールテープは、ねじ込み方向と逆方向に15回~20回程巻き付けます。
このとき、シールテープがネジ山にしっかり食いつくように、少しテンションを掛けながら巻いていきます。
シャワー水栓本体の取り付け。
本体取り付けの際、壁から出ている2つの水道管の向きが、歪んでいる場合があります。
あまり歪みが酷いと、クランク部と本体がうまくかみ合わない事があるので、そんな時は少々テクニックが必要になります。^^
シャワーハンガーの取り付け。
最近のシャワーハンガーは、各メーカーとの取り換えが行えるように、取り付けビスの間隔が調節可能となっているものが多いですが、それでもビス穴が合わない場合は、タイルへの穴開けが必要です。
また、古いシャワーハンガーが緩んで、ビスが効かなくなっている事があるので、その場合も古いビス穴の補修と、別の場所への取り付けが必要になります。
外にある水道止水栓を少し開け、動作確認をして問題ないようでしたら、再度止水栓を全開手前まで開けます。
止水栓は全開にすると、時間がたって固まって動かなくなる場合がございますので、必ず全開にしてから0.5~1回転戻すことが重要です。
蛇口の水漏れ修理、水栓金具交換・取り付けなど、水周りのご相談いただいております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。