竹で出来た果樹棚の修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
お子様のいらっしゃるご家庭の、裏庭にあるキウイの果樹棚です。
果樹棚の下は、遊ぶのにちょうどよい広場になっておりますが、劣化した竹がいつ落ちてくるとも知れず、危ないという事で、この度ご相談をいただく事となりました。
状況は写真で見える通り、竹が朽ちて半分落ちかかっております。
早速、竹で出来た棚部分を解体していきます。
竹の各交差点を固定しているシュロ縄を、カッターで切断して、竹を取り外します。
土台となる大枠を残して竹を全て撤去し終わったら、足元を掃除し、新しい竹を組んでいきます。
先に長手の竹から大枠に固定して、その上に短手を乗せます。
竹を組むとき、残っているキウイの蔓を、無理の無いよう這わせながら進んでいきます。
各交差点を棕櫚縄で固定するときは、男結びという結び方を使います。
男結びは、庭仕事で良く使用される結び方で、最後までテンションを緩めることなく結ぶことが出来ます。
結び方は少し複雑ですが、覚えてしまえばそんなに難しくありません。
しかし、隙間なくしっかりと結べるようになるまでは、それなりの場数が必要で、コツをつかむまでに少し時間がかかると思います。
植物を育てる事やガーデニングが趣味の方は、身につけておいて損のない結び方です。
結び終わった棕櫚縄の端を、同じ長さに切りそろえると、仕上がりが綺麗に見えます。
最後に竹の端を綺麗に揃えて、果樹棚の修理完了です。
今回の修理作業のために、少しキウイの蔓を切らせていただきましたが、幹は太くしっかりしておりましたので、また来年には元気に蔓を伸ばしてくれる事でしょう。^^
竹垣や筧、竹棚など、竹製品の修理補修のご相談いただいております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。
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