奈良市白毫寺町にて植木の剪定のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度の植木はタイサンボクです。
タイサンボクはモクレン科の常緑樹で、泰山木と書きます。
原産地はアメリカで、春過ぎから初夏にかけて大きな白い花を付けます。
葉も枝振りも丈夫でしっかりしていますので、落葉樹が葉を落とす冬には、タイサンボクの緑が一際目立ちます。
土壌や環境にもよりますが、成長スピードが早く背の高くなる木ですので、何年か手を入れないでいたら、大きくなり過ぎて困ったというお話をよく聞きます。
この度も、タイサンボクが屋根を超えて大きくなり過ぎて、雨どいに葉っぱが入って困るという事で、バッサリとカットさせていただきました。
大きな道路に面したお庭でしたので、電気チェーンソーは使わずに、手ノコで少しづつ枝を落としていきます。
枝を一通り落とし終わってから、太い枝はチェーンソーを使って短く刻んでいきます。
剪定した枝葉は、お施主様が処分されるという事でしたので、お庭の隅にまとめさせていただきました。
常緑樹ですので、分岐枝から出る細い枝は、そのまま残させていただきました。
ご自分でお手入れされる場合、植木の背丈が伸びてくると、どうしても上の方のお手入れは億劫になりがちです。
そうして手の届かない植木上部はさらに伸びて、やがて手が付けられなくなってしまします。
背の高くなる植木は特に、お手入れしやすいとろこで毎年剪定して、植木の高さをキープする事が大切です。
今回は良い日和の中、気持ちよく作業させていただきました。
白毫寺町も東の方までくると、豊かな緑が広がる良いところですね。^^
奈良はちょっと車を走らせると、すぐに綺麗な山々や深い自然があり、本当に素晴らしいところだなぁと、改めて感じました。
若草山を眺めながら、便利屋をさせていただき皆様のお手伝いをさせていただく事で、少しは何か奈良のためになっているのかな、などと考えてみましたが、大き過ぎてよく分かりませんね。^^;
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。