カウンターの製作作業
リフォーム作業中の店舗で使用するカウンターを、製作させていただきました。
ありがとうございました。
この度、はお店の外でも使えるようにとの事で、キャスターを付けて
簡単に移動できる仕様で作らせていただきました。
穴を掘ったりホゾを切ったりするために、まず木材に印を付けていくのですが、この作業が実は大変重要です。
印がずれていては、そのあとのすべての作業に狂いが出てきてしまいます。
印を付ける時、鉛筆を使う場合もあります。
鉛筆の線の太さはだいたい0.2mm~0.8mmというところでしょうか。
実際に加工する際は、この鉛筆の線の内側を切るのか外側を切るのかまで、
気にしながら作業します。
本当に爪の先ほどのちょっとしたことなのですが、その積み重ねが仕上がりに影響してきます。
ちりも積もれば山となるですね。^^
この加工をすることで、時間が経ち木材が縮んできたときに、板と板の間にできる隙間が
目立たないようになります。
どんなに乾燥した木材でも、気候の変化、温度湿度の変化によって必ず動きが出てきます。
しかし、その方向や大きさはある程度予測できるので、製作する段階でそれを考慮して、
歪みを相殺したり、動きを目立たなくするように工夫します。
カウンターの足になる部分が組み上がりました。
集中して作業していると、あっという間に時間が過ぎていきます。
心地よい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
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