畑の道具小屋
畑に道具を置いておくための小屋のご注文をいただきました。
ありがとうございました。
この度は奈良市伏見の畑の端に、コンパネ1枚分の広さの小屋を建てます。
先ずは小屋を建てる場所を鍬で平らにならし、土台となる焼き杭6本を地中に打ち込みます。
良く肥えた畑なので地面は柔らかく、杭もどんどん入っていきます。^^
この6本の杭が基礎になるので、しっかりと打ち込みます。
杭に柱を抱かせ、浅い溝を切って横サンを渡します。
今回は3段の棚を作るので、棚を載せるためのサンをさらに渡し、出た部分は鋸で切り落とします。
構造の縦と横に、歪み防止のための筋交いをいれ、ビズで留めていきます。
丁度屋根部分の波板を張り終わった頃に、小雨が降り出してきました。
さっそく出来たての屋根で道具の雨宿りです。^^
扉部の製作です。
丁番で扉を吊り、留め金具を取り付けます。
あとは側の波板を1周張って完成です。
強い雨風も防げるように、飛び出している垂木の形に波板をカットし、なるべく上の方から波板を張っていきます。
屋根の勾配の最後に樋を取り付けまして、雨水を集める仕組みにします。
水の少ない時期は、自然の雨水が畑の水やりに役に立ちます。
畑の小屋、完成です。^^
時期的に寒い中での作業となりましたが、合間合間でお日様が顔をのぞかせてくれたので、気持ちよく作業させていただきました。
また、ここの畑をさせているお施主様のお人柄もあり、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。
ここの畑も、なんだか来るたびに和み、畑もお人柄がでるのかな、と感じております。
やっぱり僕、外仕事好きです。^^
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。
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