浴室のドア修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は浴室ドアのレバーハンドルの動きがわるく、ハンドルも取れかかっているので修理してほしいというご相談でした。
現場のほうへお伺いさせていただきますと、ラッチケースの中が錆び付いていて、レバーハンドル動きがわるくなっているという状況でした。
今回のケースは、浴室レバーハンドルにはよくある症状なのですが、一昔前の浴室ドアノブやレバーハンドルには、内部部品がスチール製のものもあり、湿気の多い場所ですので、長年の仕様により錆び付いてしまったようです。
先ずは古いレバーハンドルの取り外しです。
ハンドルとカバーを順番に取り外していくのですが、錆びのひどい場合は、ハンドル支柱とラッチケース接地部分が錆び固まってしまって取り外すことが出来ません。
KURE556など潤滑油を刺すと、しばらくしてから外れる事もございますが、この度はそれでも外れません。
機械の入る場合は、ディスクグラインダーを使って固まったハンドル支柱を切断していきます。
この度は錆がひどく、確保できた可動部分が狭かったので、金切り鋸でドアを傷付けないように、慎重に支柱を切断していきます。
このペンチの先の小さな鉄を取り除くのに、なかなか時間がかかります。^^;
何はともあれ、無事取り外し完了、これで仕事の半分は終わった感じです。
この度のレバーハンドルは、すでに廃盤商品で、代替品もございませんでしたので、GOAL の LTU というタイプの浴室ドアハンドルを使用いたしました。
もともとのレバーハンドルとGOALのレバーハンドルの仕様が違い、取り付け穴位置も違ってきますので、新しいレバーハンドルに合わせて新たに取り付け穴を開けていきます。
新しいGOALのレバーハンドルの位置が、古い物よりも左にずれ、このままでは前の取り付け穴が見えてきてしまいます。
それを隠すために、今回は化粧プレートを準備いたしまして一緒に取り付けます。
キーケースで、化粧プレートを挟み込むように取り付けます。
レバーハンドルを組み立て、ラッチケースに差し込んで、もう一方のレバーをボルトで固定します。
最後に動作確認をいたしまして、作業完了です。
20年以上前に取り付けたもので、動きのわるくなった浴室のドアノブやレバーハンドルは、錆びが付いている可能性があります。
そのままにしておくと、錆がひどくなり動かなくなってしまう可能性もございますので、異常を感じましたらお早目に対応されるこ事をお勧めいたします。
建具やドアハンドルの修理、様々なご依頼内容に対応いたしております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。
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