2Fベランダの柱補強
バルコニーの補強のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は奈良市三碓にて、耐震災害対策で、2階から突き出したアルミ製のバルコニーの補強工事をさせていただきました。
バルコニーの先側は、しっかりとしたコンクリートブロックの土台の上に載っておりますので、住宅壁側のバルコニー大引きの下に補強の柱を入れていきます。
先ずは下げ振りで垂直の位置出しをし、基礎石を入れる場所を決めます。
犬走りをハンマードリルで斫り、基礎石を入れてレベルを合わせます。
コンクリートを入れて良く突き、水が溜まらないように、勾配を付けて鏝で押さえていきます。
水が引いて仕上げの鏝で押さえて、1日目は終了です。
バルコニーの下に3寸角の大引にホゾを入れて、柱を立てます。
ホゾはあまり固くしないようにして、入りやすいように先は面を落としておきます。
バルコニーと補強の大引きをL金具で固定して、筋交いを入れるための下穴をドリルで開けます。
筋交いにもホゾを入れて、ボルトで固定します。
ホゾを入れる事によって、建物の揺れや振動によるズレを防止し、より強固にします。
最後にビスやボルトを増し締めし、ゆるみが無いか確かめて、施工完了です。
住宅内外の耐震災害補強のご相談いただいております。
転ばぬ先の杖、いざという時の備えで少しでも安心していただけましたら、私も幸いです。
この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。