ダイニングテーブルの修理のご依頼をいただきました。
ありがとうございました。
この度は、ダイニングテーブルの足が取れかかってぐらつくので、修理してほしいというお話をいただき、香芝市の方へお伺いさせていただきました。
長年使用されたダイニングテーブルの足です。
円柱の中心軸から、左右の足部分が外れかかっております。
横渡し木と各左右の足を、ゴムハンマーを使って慎重に外していきます。
力を入れすぎると、各部材の割れや欠けに繋がるので、様子を見ながらゆっくりと行います。
取り外した部材には、番号を振ります。
一見同じように見える各仕口ですが、やはり長年収まってきた相方同士で、微妙な癖が出来ております。
したがって、ここをごっちゃにしてしまいますと、かなりの確率でズレや歪みが出てきます。
取り外した部材は、接着面を平らに綺麗にして、再組み立てに備えます。
組み立て直し。
ホゾとホゾ穴に、たっぷりと木工用ボンドを塗ります。
特に、ホゾ側の胴付きと呼ばれる相手との接地面は、強度を保つための重要な役割を果たしますので、塗りもれのないようしっかりとボンドを塗ります。
帯バンドで固定し、1日ボンドが乾くまで置きます。
ボンドが乾いたら、補強を施します。
補強は、斜め下からビスでの左右足ホゾの固定と、円柱軸へのアジャスターボルトの取り付けです。
アジャスターボルトを取り付けることによって、今まで4点で支えていた荷重を、6点に分散し、足の付け根のホゾ組み込み部分への負荷を和らげます。
ダイニングテーブルの天板と修理した足をジョイントし、アジャスターボルトの高さを調節して、修理設置完了です。
思い入れのある家具、大きなものから小さな小物まで、修理のご相談いただいております。
お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
この度は、便利屋助作のご利用ありがとうございました。