カイロプラクティック用サービカルチェアの製作

カイロプラクティックで使用する、頸椎施術用サービカルチェアのご注文をいただきました。

ありがとうございました。

カイロプラクティック用サービカルチェア製作-便利屋-奈良

カイロプラクティックについては、全く専門外ですので、まずサービカルチェアがどのようなものか、お施主様にご説明していただくところから始まりました。

サービカルチェアとは、カイロプラクティックという施術方法の大きな括りのなかの、主にガンステッド・テクニックという療法施術時に使用する椅子というお話でした。

このサービカルチェアの特徴は、背もたれの角度を段階的に調節できるという事で、クライアントの背の高さに合わせて、背もたれを施術しやすい位置にセット出来るようになっているという事です。

百聞は一見に如かず、現物を拝見させていただきまして、同じ仕様での製作のご依頼となりました。

拝見させていただきましたサービカルチェアを採寸いたしまして、まずは下地の構造を作っていきます。

木取り部材加工 カイロプラクティック用サービカルチェアの構造部

木取り製材、部材加工を経て、構造を組立てていきます。

施術用の椅子ですので、強度を出すために頑丈な作りにします。

カイロプラクティック用サービカルチェア布張り前 カイロプラクティック用サービカルチェア裏側

布張り前の座面下地構造です。

この上に2層のウレタンフォームが乗り、その上に布が張られます。

カイロプラクティック用サービカルチェアの調節機構

こちらは背もたれ調節用の、段付きステーです。

とてもシンプルな仕組みですが、荷重が掛かってもそれに耐えうる強度が確保できます。

オイルステンで塗装を施す

布が張られる箇所以外、足や背もたれ背面は、オイルステンで塗装いたします。

この度は、ワトコオイルのダークウォルナット色で2度塗り後、ビーズワックスで仕上げさせていただきました。

オイル乾燥後にビーズワックスで磨く事により、木目にワックスが練り込まれて表面の艶が増します。

また、ビーズワックスのコーティング力によって、水や汚れを弾き、木材の寿命を延ばすことが出来ます。

カイロプラクティック用サービカルチェアを組立てる

布張り後に座面本体部分と背もたれ、座面調節ステーを組立てます。

カイロプラクティック用サービカルチェアの可動式背もたれ カイロプラクティック用サービカルチェアを作る

座面と背もたれは2枚の平丁番で繋ぎ、自由に可動出来るようになります。

カイロプラクティック用サービカルチェア可動背もたれ カイロプラクティック用サービカルチェア完成

背もたれ調節部分です。

背もたれ背面に取り付けられた調節板を動かすことにより、3段階に背もたれの角度が変わります。

カイロプラクティック用サービカルチェア-便利屋-奈良

この度は、施術用の椅子という普段あまり目にする事のない(私個人的に)椅子の製作という事で、試行錯誤しながらの製作となりました。

いつも思いますが、新しい分野を知るという事は、エネルギーも使い大変な部分もありますが、その分得るものは本当に大きいと感じます。

便利屋という仕事柄、新しい分野やに出会う機会は、他の職種よりも多いのではないかと思います。

新しい事に向かう時のわくわく感を行動とエネルギーに変えて、これからも経験の幅を広げていけたらと思います。

この度もたくさん楽しませていただきました。^^

家具の製作、修理のご相談いただいております。

お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。

この度は便利屋助作のご利用ありがとうございました。